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団地、兼、要塞。

木造建築の守護神。

団地、兼、要塞。

その言葉がもっとも似合う団地が、この白髭東アパート。団地界では結構有名なところです。

木造建築が多く、有事の際は危険とされた隅田川と荒川に挟まれたいわゆる「江東デルタ地帯」。火災の際には延焼を防ぐ「盾」となる。

そのために、バカデカイ水槽があったりベランダ部分に防火シャッターがあったり。その物々しい装備の数々は、団地好きのハートをつかんで離さないと思う。

 

白髭東アパートに関する詳しい考察は下記リンクから。

白髭東アパート

東京都墨田区堤通

全長: 1.2km

竣工年度:昭和57年

交通アクセス

最寄駅:東武伊勢崎線鐘ヶ淵駅より徒歩10分

日本四大防壁団地と呼び声高い「都営白髭東アパート」。

その物々しい​外観は、まさに要塞と呼ぶにふさわしい。

団地中央部の鐘ヶ淵陸橋あたりには、数万人が1週間飲食できる量の非常食などが備えられ、さながら防災団地といった趣だ。

Toei

SHIRAHIGE-HIGASHI

作品撮

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TOEI

SHIRAHIGE-HIGASHI

団地巡り

「防災団地は、祈りだ。」

1kmという距離を目の当たりにして、人は「長い」と思うだろうか、「短い」と思うだろうか。

読者諸賢におかれては様々な意見が紛糾すること請け合いだが、「団地の建物の全長」とした場合、驚かれる方が殆どであろう。

「都営白髭東アパート」

上記の画像を観て頂ければ、その団地の異様さがわかるであろう。東京都墨田区、東武伊勢崎線(スカイツリーライン)鐘ヶ淵駅に降り立ち、「カネボウ」の工場があったことでも有名な江東デルタ地帯一帯に立つと、川沿いに近づくに従いまるで「万里の長城」よろしく、団地が壁のように立ちはだかる。

団地と団地の間には鎧戸でびっちりガードされ、棟と棟の狭間には運河にあるような物々しい門が聳える。

団地等の上部には、黄色いタンクのようなものが鎮座し、「団地ではないなにか」にも思える。

そう、ここは重要な防災拠点、言わば「盾」でもあるのだ。

「軍艦のような団地は、安全への決意。」

1979年完成の白髭東アパート。

関東大震災の教訓から、木造建築が並ぶ東京都墨田区一体の防災拠点として建設された。

「街の延焼を防ぐ」という目的の基、白髭に広がる江東デルタ帯に沿って建設された白髭東アパートは、各部に延焼を防ぐ様々なギミックが搭載せれている。

○1km以上にも渡る長さの建造物

○火事の際、壁面が高温になるのを防ぐ為、放水銃を装備。

○火事の際放水する為の貯水タンク

○横並びの各棟間には、延焼を防ぐ為防火シャッターを装備。

エトセトラ、、、

 

団地にところどころ存在するデッドスペースは、当時の建築技術を結集させた先進的な団地であった。

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団地近影

他の団地は下記より、ぜひ。