「宇宙コロニー」の真ん中で。

川崎駅から北側に約1キロの位置にある「川崎市幸区河原町」。

この地域の中心に全15棟、戸数約3600を数える超巨大マンモス団地があります。

この河原町団地は1972年に入居開始し、今年で42年目になります。

複雑で凝った作りは、あの京都国際会館を設計したことでも有名な大谷幸夫さんの手によるものです。僕は今回見ていませんが、各部屋も凝った複雑な作りをしているよう。

後述のリンクにもあるように、さながら「宇宙コロニー」のようなつくりは観る者を圧倒します。

また、このような規模の団地が川崎駅近くにあるということも特筆に値すると思います。

団地巡り初心者から上級者まで、すべての団地好きが楽しめる場所と言えるかと思います。

​河原町団地に関する詳しい考察は下記リンクから。

河原町団地について

神奈川県川崎市幸区河原町

総戸数:賃貸住宅3,600 戸、分譲住宅440 戸

管理開始年度:昭和50年

住戸型式:1DK~3DK (30㎡~56㎡)

交通アクセス

最寄駅:JR・京急 川崎駅

東京製鋼川崎工場跡地に建設された「河原町団地」。

設計は丹下健三氏の弟子で同氏の片腕と称された大谷幸夫氏。

高度経済成長期に建設されたこの団地は、潤沢な経済も相まりとても変わった、面白い作りの棟が多い。

​最盛期には2万人近い人がここで生活していた模様。

Kawasaki

KAWARAMACHI

作品撮

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Kawasaki

KAWARAMACHI

団地巡り

「宇宙コロニーを歩く」

関東圏でも主要ターミナルである川崎駅を降り立ち、近代的なラゾーナ川崎を超えると、下町感溢れる町並みとなる。

商店街よろしく世界の国旗のようなものが頭上に飾られ、クッタクタのタンクトップの着たおじいちゃんがワンカップ大関片手に銭湯へゆく。そして子育てママが二人乗り自転車に小さい子供を載せてユッタリしたスピートで駆け抜ける・・・・・

戸建の家々を縫う小さな路地を駆け抜けると、視界がひらけ、震えが出るような白い巨大建造物と緑豊かな公園が姿を表す。

 

そう、河原町団地へ到着したのだ。

「宇宙コロニー」の全容。ハの字に広がった棟は、各居室の採光と中央広場設置を両立させるもので、対称になっている。中央部の「ボコっ」となっている棟は通称ツイコリ(ツインコリダー型)となっており。吹き抜け部には丸い椅子のようなオブジェの姿も見受けられる。発展期の日本建築の試行錯誤が美しい。

「宇宙コロニーの中で」

「宇宙コロニー」に飲み込まれた。

内部は強烈な「ハの字」となっており、各壁面に居室が広がっている。これも一種のツインコリダ―型団地といって差し支えないのであろう。

もし僕が少年ならば、この「宇宙コロニー」にたまらなく興奮し、思いを馳せていたであろう。

​日光が柱の間から降り注ぎ、RPGに出てくるような幻想的な風景となっている。広いけど、自分だけの空間。

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団地近影

他の団地は下記より、ぜひ。